01 いまの状況と、今後の希望を共有する
売却を考えたきっかけ、店舗数、業態、地域、希望時期を伺います。引退したいのか、一部店舗に集中したいのか、経営者として一定期間残りたいのか。結論を急がず、今回の検討で何を実現したいかを整理します。
- 今回の検討で優先したいこと
- 経営者・株主など、意思決定に関わる方
- 社名や店舗名など、情報の取り扱いに関する希望
02 店舗と会社の情報をそろえる
資料は手元にあるものから確認します。全社の数字と店舗別の数字を分けると、営業の実態が伝わりやすくなります。従業員やお客様の個人情報は、最初から詳細な名簿を共有せず、必要性と共有方法を先に相談してください。
- 決算書、月次資料、店舗別の売上・人件費・賃料
- 賃貸借契約、更新時期、敷金・保証金の状況
- 役職・人数・役割をまとめたスタッフ体制
- 設備・在庫・リース、FC契約、許認可等の一覧
- 回数券・会員契約・前受金など、継続対応が必要なもの
03 候補先と共有する情報を決める
候補先に伝えたい強みと、確認してほしい課題を整理します。所在地、店舗数、特徴的なサービスの組み合わせから会社が推測される場合もあります。情報をまとめる際は、開示する相手、内容、タイミングを確認し、必要な秘密保持の手続きと合わせて進めます。
04 条件をすり合わせ、内容を確かめる
価格だけでなく、対象資産、引継ぎ期間、従業員への説明、店名や営業方針も話し合います。資料の確認で新しい論点が見つかることもあります。税務・法務・労務などの判断が必要な部分は、適切な専門家による確認を前提に検討します。
05 営業の引継ぎを具体的に準備する
契約内容に沿って、関係者への説明、店舗の鍵、システム、仕入れ、予約、問い合わせ対応などの担当を整理します。雇用や賃貸借、加盟契約等の継続は一律に保証されるものではありません。必要な協議や確認を行い、いつ誰が何を担うかを明確にします。